せーく ひとり旅と街歩き 発達障害×ゲイ

元航空関係者×発達障害者×ゲイのサラリーマン「せーく」が、 ・国内外のひとり旅 ・街歩き ・グルメ ・発達障害 ・ゲイ などにまつわる事などをテーマに記事を書いていきます。埼玉県在住。

幹・枝・葉・花 〜旅のプランを1本の木に例える〜

旅のプランを1本の木に例える

旅のプランを立てるとき、木の幹にあたるのが移動元から現地の都市の入り口へと繋がる移動手段と宿泊先。


枝に当たるのが現地の都市の入口から目的地へ繋がる移動手段など。


葉に当たるのが、現地での食料調達などの現地における付帯的な事。


そして花に当たるのが、観光の目玉となる目的地。

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1.各パーツごとの関係性

枝がなくても幹は成り立つが、幹がないと枝は成り立たない。


同様に葉や花がなくても枝は成り立つが、枝がないと葉や花は成り立たない。


…この様に考えていくと、木(つまり旅のプラン)の部位の重要度について以下の様な関係性が成り立つと思う。


幹 > 枝 > 葉・花


末端の花を綺麗に咲かせる為には、幹や枝がしっかりとしていないといけない。


そして旅の目的は「花」である。桜の花がない花見などしないのと同じで、旅においても旅の目的である「花」がなければ旅をする意味がない。

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2.旅のプランで「木の幹」にあたるもの

幹はひとつの木に対し1本しかないかけがえの無い存在で、幹なしでは旅のプランは存在し得ないと言っても過言ではないだろう。例えるならば現地の都市の入口である空港やターミナル駅へ向かう航空機や鉄道などがこれに当たる。


東京からホノルルへ向かうときに、予約していた飛行機にもし乗り遅れたら、旅の工程自体が土台からひっくり返るくらいの問題だ。

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3.旅のプランで「木の枝」にあたるもの

枝は幹と違い複数存在できる。多くの花を咲かせるためには、それだけ多くの枝が必要になる。現地の都市の入口から目的地へと繋がる地下鉄や路線バスやレンタカーなどがこれに当たる。枝が複数あるように、複数の路線を行ったり来たりしながら過ごす事になる。


例えば、ホノルル・ダニエル・K・イノウエ空港からワイキキビーチへ向かうバスがこれ。もしバスに乗り遅れても、タクシーや次のバスを利用するという「違う枝」を利用できる可能性がある。飛行機に乗り遅れるよりは比較的影響が少なく済む場合が多い。

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4.旅のプランで「木の葉」にあたるもの

葉も必要だ。太陽からの光を光合成し、栄養を摂取するように、「花」(旅の目的)を咲かせる為に、現地のスーパーで買い物をしたり、トイレに寄ったり、カフェで休憩を入れたり、観光案内所で情報を仕入れたりする必要がある。


例えばホテルの近くにあるワイキキのABCストアーズで、滞在中に必要な食料品などを買い揃えること。もしABCストアーズが気に入らなければ、近くにある別のお店という「違う葉」を利用できる可能性はある。


ひとつの枝に沢山葉が生茂る様に、街の中には色んなお店があり、現地で予定変更して「違う葉」を利用したとしても、大勢に大きな影響はない場合が多い。

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5.旅のプランで「木の花」にあたるもの

「花」こそが旅の目的と言って良い。この花を咲かせる為に、幹や枝や葉を育ててきたとも言って良いかもしれない。


人それぞれ旅の目的は異なるが、例えば、ハワイ旅行で「ワイキキビーチで遊ぶ事」がこれに当たるかも知れない。

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最後に、「旅の花」を沢山咲かせるために

この様に、旅の目的である「花」を咲かせるには幹も枝も葉もすべて必要である。


しかもその「花」を沢山咲かせるためにはそれだけしっかりとした「幹」が必要になるし、それだけ沢山の枝や葉も必要になる。


幹も枝もなく、雑草のように幹も枝もなく葉っぱだけで近所の公園にお散歩にフラッと出かける様なプランでは、素敵で立派な旅の「花」は咲かせる事が難しい。


そして大きい旅の木を育てようとすればするほど、それだけ時間もかかる。


旅という名の大きな木をひとつ、手間暇かけて育てあげれば、それだけたくさんの枝の先に、たくさんの旅の「花」が咲き誇る事だろう。


また沢山の旅の「花」を咲かせる為に、僕はまた幹を育て、たくさんの枝を育て、旅のプランを立てていこうと思う。

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